遺品整理の費用と相場相場より確かな、見積書の見方

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要点
- 費用の相場は、公的な出典がないため、このサイトでは載せていません。
- 何社かから見積もりをとり、作業の中身と料金を見積書に書いてもらいます。
- 追加の料金とキャンセル料は、契約の前に聞いておきます。
- 作業の後で高い料金を言われても、その場では払わずに断れます。
寄せられている相談
国民生活センターには、遺品整理の契約について、次のような相談が寄せられています(2018年7月公表)。
- 見積もりのときに急かされて契約したが、作業が始まらない。
- 解約を申し出たら、高いキャンセル料を求められた。
- 作業のときに予定外の料金を求められ、最後は見積もりの2倍になった。
- 残すように頼んだ物を、勝手に処分された。
不用品の回収でも、広告の「軽トラックパック7,000円」で頼んだのに、2トントラックで来て25万円を求められた、という相談があります(2022年11月公表)。
見積もりで聞いておくこと
- 何社かから見積もりをとる1社だけで決めず、同じ部屋・同じ量で比べます。見積もりのときに急かされても、その場で決めなくてかまいません。
- 作業の中身と料金を、見積書に書いてもらう運び出す物、分ける作業、運ぶ車の数など、何にいくらかかるかを書いてもらいます。
- 追加の料金がかかる場合を聞く当日に料金が増えるのはどんなときか、いくら増えるのかを先に聞きます。「詰め放題」「定額パック」は、積める量の決まりと、別料金になる物を確かめます。
- キャンセル料を聞くいつから、いくらかかるのかを、契約の前に聞きます。
- 残す物と手放す物を、先に分けておく残す物ははっきり分けて、業者にも伝えておきます。
- ごみを運ぶ会社の許可を確かめる親の家がある市の許可を持っているかを、市の一覧で確かめます。許可の確かめ方
当日に高い料金を言われたら
国民生活センターは、次のように案内しています。
- 作業の前に料金や作業の中身を変えると言われ、納得できないときは、はっきり断る。
- 作業の途中や後で高い料金を言われたら、その場では払わない。納得できる金額なら後日払う、と伝える。
- 身の危険を感じたら、警察に連絡することも一つの方法。
- 見積もりのために呼んだ業者とその場で契約した場合などは、特定商取引法の訪問販売のクーリング・オフ(契約の取り消し)が使えることがある。
消費者ホットライン 188
近くの市区町村や都道府県の、消費生活センターなどの窓口を案内してもらえます。消費者庁につながる番号ではありません。
業者に頼む量を減らす
- 自分で出せる物は、市に出す:家具などは市の粗大ごみで出せます。量が多いときの出し方は、市ごとに違います。市から探す
- 家電4品目は、販売店へ:テレビ、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫の4つは、家電リサイクル法で扱いが決まっています。購入した店などに引き取りを頼みます。
- 売れる物は、買取に出す:中古品を買い取る業者には、古物商の許可が要ります。遺品の買取
片付けの補助がある市
空き家バンクへの登録や、空き家の活用・取り壊しなどを条件に、片付けに使える補助を出している市があります。使える家は限られるので、条件と、始める前の申請が要るかを市のページで確かめてください。
- 川口市全部解体時だけ
- 狭山市解体時のみ
- 市川市改修と併用
- 佐倉市賃貸登録のみ
- 柏市活用時のみ
- 八王子市上限25万円
- 相模原市上限20万円
- 秦野市上限12万円
- 長野市空き家バンク
- 静岡市上限20万円
- 沼津市上限15万円
- 春日井市上限10万円
- 神戸市地域利用で補助
- 尼崎市賃貸化で対象
- 呉市上限10万円
- 松山市島の空き家のみ
費用と見積もりでよくある質問
遺品整理の費用の相場はいくらですか?
費用の相場には公的な出典がないため、このサイトでは載せていません。国民生活センターは、何社かから見積もりをとり、作業の中身と費用を見積書で確かめるよう勧めています。市が自分で料金の目安を出している場合は、その市のページに載せています。
見積もりより高い料金を、作業の後で求められました。
国民生活センターは、その場で払わずに断り、納得できる金額なら後日払うと伝えるよう案内しています。身の危険を感じたら、警察に連絡することも一つの方法です。困ったら、消費者ホットライン「188」に電話してください。
キャンセル料はかかりますか?
キャンセル料の有無や金額は、業者ごとに違います。解約を申し出たら高いキャンセル料を求められた、という相談も寄せられています。いつから・いくらかかるかを、契約の前に聞いておきます。
業者に頼む量を減らす方法はありますか?
自分で出せる物を市の粗大ごみなどで出すと、業者に頼む量を減らせます。売れる物は買取に出す方法もあります。空き家の片付けに使える補助がある市もあるので、始める前に市のページで確かめてください。
出典
- 国民生活センター「こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル」(2018年7月19日公表)(確認日:2026年10月15日)
- 国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」(2022年11月2日公表)(確認日:2026年10月15日)
- 消費者庁「消費者ホットライン」(確認日:2026年10月15日)
- 環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」(確認日:2026年10月15日)